2011-01-01から1年間の記事一覧

靖国神社訪問

15日、靖国神社に行ってきた。 facebookに「靖国神社なう」と書いて写真をアップしただけで、このままではただの冷やかしに行っただけのようになりかねないので、行った感想をここに簡単に述べたい。終戦記念日というだけあってすごい参拝者の数だった。 2m…

能力を伸ばすためには

自分が教壇に立つと決めたときから、そのためには何が必要かということばかり考えている。 自分の能力の低さと日本社会の厳しさを考えたとき、教師に求められるものは子ども一人一人の能力を伸ばすということだ、という結論に達する。能力を伸ばすには、いか…

教師専用ソーシャルネットワークの可能性

Skypeが先生たちのための国際的なソーシャルネットワークを立ち上げ 「教員」「ソーシャルネットワーク」で検索してみるとこんなサイトに行き当たった。 skypeで教師や学生同士がお互いにつながり、情報交換し、授業などをコラボレーションするという、教師専…

今日本の教育に必要なこと

今日本の教育に必要なのは(自分自身を眺めてみても)、自分で色々な知識をつかみ取り、自分の中に受容していく能力をつけることだ。 情報収集能力を高める、感性を豊かにすると言い換えてもいいと思う。 この能力さえついていれば、自分自身でとめどなく知…

フェアトレードを冷静に見つめてみる

倫理的な市場経済であるフェアトレードを推進していけば、南北の極端すぎる不均衡の改善をはかることができるとは思いますが、今まで蓄えていた人は必然的に手放すことになるでしょう。 例えば、これから景気の落ち目を迎えようとしている日本と、途上国との…

フェアトレードフェスタに参加してきました!

(写真はフェアトレード実行委員会の方々によるワークショップの様子) 私はフェアトレードをやっていたわけではないので、その視点から話すのではなく、現地にいながらマンニャン族との関わりによって気づいたことをお話ししてきました。 フェアトレードは…

ワークショップやります

フェアトレードフェスタ2011 inさっぽろ 6月26日11:00〜 大通公園1丁目 フェアトレードフェスタ2011 inさっぽろのワークショップブースにて、マンニャン族の今と私たちのつながりについて1時間ほどお話します。

子どもに伝えたいこと

自分が日本で教壇に立つとしたらどうするのか。最近は、フィリピンの学校では、途上国では何を伝えたらいいか・・・ということを考えていて、先進国である日本では何を伝えるべきなのかという問いにきちんと向き合えていなかったことに気づきました。 私の気…

今後のこと

特定の職に就かないで学校作りプロジェクトを続けていこうと考えていましたが、情報発信したり、一緒にプロジェクトを進める仲間を作ったり、企業と連携したり・・・など事業を行うためにすべきことを執り行う自分のペースが遅すぎるというのと、何よりも、…

私が教育にこだわるわけ

私にはずっと気になることがありました。 どうして私はこんな風に育ったのか、どうすれば自分の才能がみつかるのか、どうすれば自分の能力を最大限に引き出せるのか。 こういった自分を構成してきた要因や可能性を知ることが、私を“教育”というものに惹きつ…

マンニャン学校構想×パウロフレイレの識字教育

ここで、フレイレの識字教育の方法を紹介します。(楠原彰著『南と北の子どもたち』より抜粋)1、 文字の読み書きを知らない民衆と対等な関係にたつ調整者(教育者。学生・青年の場合が多)が民衆の中に入り、20〜30人の「文化サークル」を組織する。 …

マンニャン学校構想×パウロフレイレとの出会い

どんなマンニャン学校を作るのか、どんな理念のもと、どんな方法論でもって運営していくのか。これがフィリピンから帰国した直後の私の課題でした。 予てから関心を寄せていた、脱学校論を唱えた哲学者であるイヴァン・イリイチ(Ivan Illich)を頼りにいろ…

セレスタン・フレネの教育とミンドロの識字教室

最近読んでいた本「もうひとつの学校へ/村田栄一・里見実著」の中に出てきた、セレスタン・フレネという第一次大戦後の南フランスに生きた教育者が目に留まった。手仕事を学校へ作者: セレスタンフレネ,C´elestin Freinet,宮ヶ谷徳三出版社/メーカー: 黎明書…

マンニャン学校構想

ミンドロでの経験、パウロ・フレイレとセレスタン・フレネの思想や教育実践をヒントにして、マンニャン学校の構想を練ってみました。マンニャン族の現状を簡単に説明すると、A.フィリピン社会からの隔離。 隔離されているにも関わらず、B.外部者による森林破…

うちの土地

うちにこんな土地があったとは。 うちと言っても、正確には今は亡き祖父が購入した土地で、祖母のものである。 全体でおよそ3ヘクタールの土地で、山の部分と平地の部分がある。平地の部分がだいたい20〜30アールくらいだろうか。山の範囲がかなり広く…

先住民族と文化の行くえ

アイヌ民族の資料館、そして蝦夷地警備のために入植した八王子千人同心、仙台藩の歴史を残す資料館を訪れた。侵略された側、侵略した側、両方の立場をたどったわけである。 市で展示されるもの、また学校で扱う当時の内容は入植してきた警備隊の痕跡を讃えた…

アイヌ民族について考える

萱野茂さん著、「アイヌの碑」を読んだ。 読んでまず一言、恥ずかしかった。私は北海道にいながら全くアイヌの人たちのことをわかっていない。私が知っているアイヌは北海道の先住民族で入植してきた大和民族に虐げられた、文化が失われつつある、狩猟で生計…

みんなで実現しよう!学校作りプロジェクト

これまでこちらでブログを書いていましたが、本日より個人ブログを開設します。 このブログでは、学校づくりプロジェクトに向けての進展や、私田畑智美が個人的に思ったことや意見なども綴っていきたいと思います。それでは、学校づくりプロジェクトに至った…