2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

マンニャン学校構想

ミンドロでの経験、パウロ・フレイレとセレスタン・フレネの思想や教育実践をヒントにして、マンニャン学校の構想を練ってみました。マンニャン族の現状を簡単に説明すると、A.フィリピン社会からの隔離。 隔離されているにも関わらず、B.外部者による森林破…

うちの土地

うちにこんな土地があったとは。 うちと言っても、正確には今は亡き祖父が購入した土地で、祖母のものである。 全体でおよそ3ヘクタールの土地で、山の部分と平地の部分がある。平地の部分がだいたい20〜30アールくらいだろうか。山の範囲がかなり広く…

先住民族と文化の行くえ

アイヌ民族の資料館、そして蝦夷地警備のために入植した八王子千人同心、仙台藩の歴史を残す資料館を訪れた。侵略された側、侵略した側、両方の立場をたどったわけである。 市で展示されるもの、また学校で扱う当時の内容は入植してきた警備隊の痕跡を讃えた…

アイヌ民族について考える

萱野茂さん著、「アイヌの碑」を読んだ。 読んでまず一言、恥ずかしかった。私は北海道にいながら全くアイヌの人たちのことをわかっていない。私が知っているアイヌは北海道の先住民族で入植してきた大和民族に虐げられた、文化が失われつつある、狩猟で生計…